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7月13日、京セラドームのサイモンとガーファンクルのコンサートに行ってきました。
観客の年齢層は高く、杖をついているかなり年配なファンもいました。もちろん、S&Gも67歳、さすがに年老いて見えました。
「Old Friend」から数曲歌い終えた時、モニターのS&Gの回想シーンに混じって、ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)のカットが入り、ロビンソン夫人(アン・バンクロフト)の脚がクローズアップされました。そして、ポールのギターからは「Mrs. Robinson」が・・・
その瞬間、僕の頭の中は30数年前にタイム・トリップしていました。
中学、高校、浪人時代を飯田橋の神楽坂付近で過ごした僕は、路地裏にある「佳作座」という
名画座に、よく入り浸っていました。
佳作座は、客の入りが悪くなると、よく上映プログラムを変更したのですが、当時はアメリカン・ニューシネマが真っ盛りで、お決まりは「2001年、宇宙の旅」と「卒業」。
どちらも音楽が感動的な映画でしたが、「2001年・・・」で感動するのは、「ツァラトウストラはかく語りき」の、あの一瞬のみでした。対して、「卒業」は、当時のニューシネマの中では、比較的理解しやすいストーリーと感動的なラスト、そして当時、思春期の最中にいた僕の女性へのあこがれも付加されて、何度も何度も観に行ったものです。
親しみやすいベン、大人のロビンソン夫人、ただ、ただ可愛いエレイン(キャサリン・ロス)が、S&Gの美しいメロディーと絡み合い、展開するストーリーはあまりにも印象的でした。ポールの歌詞は難解ではありましたが、「卒業」のテーマを述べていて、これこそS&Gのために作られた映画だと思っていました。
数十年たって聴くS&Gの歌声は全く昔と同じであり、ふと周りを見渡してみると、眼を閉じて聞き入っている人、一緒に歌っている人、泣いている人、ギターのコードを押えている人・・・S&Gはみんなを昔に連れて行ってしまったかのようでした。
・・・いや違う
「明日に架ける橋」が終わリ、アンコールの「The Boxer」が響く・・・
"I am leaving, I am leaving. But the fighter still remains Lie-la-lie..."
そう・・・
何十年たっても、S&Gは当時のままであり、ファンもみんな当時のまま、ここにいるのです。
カテゴリー名: 最近のお気に入り |投稿日: 2009年7月22日 |記事URL